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原作「魔女の宅急便」(小説版)の感想【ネタバレあり】

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Introduction

こんにちは。阿豆らいち(@AzuLitchi)です。

ジブリのアニメ映画で有名な「魔女の宅急便」ですが、私は原作の小説もとても好きです。 今回は魔女の宅急便の原作について、あらすじと感想を語ります。

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原作小説版「魔女の宅急便」の感想【ネタバレあり】

1巻

半分くらいはアニメ版と同じ話です。大きく違うのは魔女はお金をもらって仕事をしません。お金の代わりに「おすそわけ」をもらって仕事をします。「もちつもたれつ」なのです。

あと人も運びません。魔女のタクシーになっちゃうからでしょうか。魔女タク。海坊主風で波に飲まれた子の人命救助をしてましたけども。

コリコの街で一年間、魔女の修行のためひとり暮らしをするキキ。いろいろなものを運びながら成長し、ついに里帰りを果たします。

が、やはりコリコの街の人々が気になり、早々に戻るキキなのでした。

 

こより (@koyori) さんの表紙イラストが好きなので、もう新装版が出てるようですがこっちのを貼ります。

2巻 キキと新しい魔法

2年目。順調にコリコの街で過ごしていたキキとジジ。が、ある日「魔女は呪いの黒い手紙を運ぶ」という少女達の迷信を知らずに依頼されるがまま手紙を運んでしまい、魔女の宅急便の仕事に疑問を持ったキキは魔女をやめようかと悩みます。

この「黒い手紙」はキキが魔法を失いかける重要なエピソードなのですが、何故かアニメ版や実写版では採用されてません。

3巻 キキともうひとりの魔女

3年目、キキ16歳。自由奔放な自称魔女の「ケケ」という少女が転がり込んできて、キキの生活を荒らします。

ケケへの対抗心でオシャレをするために、キキがついに「お金のおすそわけ」を要求してしまう話が印象的です。

ケケにはイライラさせられますが、キキの成長に大きく関わります。ケケとの関わりで、キキはとんぼさんへの自分の気持ちに気が付きます。 6巻でキキの子供にも影響を与えるケケ、重要なキャラです。

4巻 キキの恋

4年目17歳。遠く離れた町の学校に通うとんぼさんとの遠距離恋愛。

とんぼさんの夏休みには会えると思ってたのに、とんぼさんときたら「夏休みは雨傘山にこもる」という手紙を送ってきます。とんぼさんは時々手紙は送ってくれるけどキキからは山の中には手紙を送れず悶々と過ごしますが、山ごもりの成果でとんぼさんもキキへの愛情が高まり、その手紙を読んだキキも気持ちがシンクロ、ついに雨傘山に飛び立ちます。

5巻 魔法のとまり木

キキ19歳。相変わらずとんぼさんとは遠距離恋愛ですが、キキが20歳になり、とんぼさんも学校を卒業してキキのところに戻ってきます。久しぶりの再会なのにとんぼさんが虫過ぎてキキ、マジ切れ。

ここまでがキキの物語。

6巻 それぞれの旅立ち

キキととんぼが結婚して15年。2人の子供達…双子の姉弟ニニとトトが13歳になって旅立ちのときをむかえます。双子の姉はあまり魔女に興味がなく、弟は魔女になりたいのに男だからという理由でなれません。

はたしてニニは、トトは「魔女」になるのでしょうか。少女と少年の葛藤が切なくも暖かいストーリーです。

原作小説は児童文学なのでとても読みやすく、情景や心情が美しく描かれています。少女が仕事をして、恋をして、悩みながら成長していく様に何度も涙が流れました。

是非読んで頂きたい作品です。

イラスト

下描き

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完成

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14〜5歳…2巻くらいの感じで描いてみました。

 


実写版も劇場で観ましたが…原作小説とアニメ版両方を元にしてる感じでちょっと見づらかったです。もっと原作に忠実で良かったんじゃないかなあ。出てる俳優陣は素敵でした。

 

「魔女の宅急便の原作」というとアニメ版のことを指す人も多い気がします。それくらい良くできた映画ですね。ただ、ジブリがすごいんじゃなくて原作がスゴイって箇所もたくさんあるのです。

個人的には絵が描けなくて一番ツラかった時期に劇場で観たので、当時を思い出して今でも観るのがちょっとツラいです。

 

カップヌードルのCM版というのもあるのですが、あれ企画した人達は少しでも原作読んだんでしょうかね。とんぼさんとの青春は原作で描かれているので、そこを全く無視してキャラだけ使われるとかなり微妙な感じでした。

4巻の再会シーンをまんまアニメ化するんじゃダメだったのかな?

 


 

それではまた…さよならいち!・∀・)ノ